お部屋の印象は床で決まる？！リノベーション時に役立つフローリングの種類一覧 | 中古住宅やリノベ物件など新しい不動産購入

オークとは、「ブナ科コナラ属の落葉性の樹種」を総称した言葉です。日本では、「樫（カシ）」と訳すことが多く、カシワ、カシ、ナラ、ミズナラなどの樹木がこれにあたります。

オークの特徴

＊耐久性・耐水性◎

密度が高く、重く、硬いオーク材には高い耐久性があります。キズが付きにくいので、フローリング材として人気です。
さらに、耐水性に優れているので、飲み物や水をこぼしてしまってもしみになりにくく、変質しにくいです。

＊美しい木目

＊伸び縮みが少ない

無垢材は吸湿性があるので、湿度によって伸び縮みします。そのためフローリングに隙間ができたり、割れたりすることがあります。
しかし、硬いオーク材はこの伸び縮みが少ないので、無垢材の中でも扱いやすいです。

＊防虫効果がある

オークにはタンニンという渋柿などに含まれる成分が多く入っているので、虫をつきにくくする効果があります。

画像：無垢フローリング オーク ラスティック

チークとは、「シソ科チーク属の落葉性高木」を総称したものです。ミャンマーやインドネシアなど主に東南アジアの熱帯気候の地域に生育している高級木材のことです。

チークの特徴

＊強靭さ
その木材離れした強靭さは非常に特徴的です。
単純な硬度もそうですが磨耗にも強く、割れや裂けへの耐性や、伸びが少ない木材です。

＊耐腐食性
チークは木製タールの油分を多く含んだ木材です。
その恩恵として酸化や虫、水分、腐食に対して耐性を持ちます。

＊美しさ
黄金色はツヤ感も相まって非常に美しく、使用による経年変化もまた格別です。室内で利用されていた材は濃厚な飴色へと変化し、色が落ち着き揃っていきます。
その杢目もとても美しく、濃淡のコントラストがはっきりと現れつつも過度な主張はなく、落ち着いた安心感のある美しさです。

画像：無垢フローリング ミャンマーチーク クラッシィグレード

ウォールナットとは、「クルミ科の植物」で、アメリカ東部およびカナダのオンタリオ州が主産地です。

家具、建材に使用されるウォールナットといえば、「ブラックウォールナット」のことを指します。

ブラックウォールナットの特徴
＊優れた耐久性
木材の硬さは針葉樹か広葉樹かで異なります。広葉樹は英語でハードウッドと表現され、密度が高いために重く、硬くて丈夫です。
そんな広葉樹に属するウォールナットは、耐久性に優れているというメリットがあります。

＊衝撃に強い
ウォールナット材は、ライフル銃などの銃床（銃身を支える部分）に使われるほど衝撃に強い木材です。

＊狂いが少ない
無垢材は吸湿性があるので伸び縮みが起こりますが、ウォールナットの場合、乾燥処理後はほとんど狂いが生じないと言われています。

＊触り心地が良い
ウォールナットは硬い樹種であるため、触ったときにツルツルとしていてとても触り心地が良いです。湿度の高い夏に裸足で歩いてもべたつかず、快適に過ごすことができます。

画像：無垢フローリング ブラックウォールナット ラスティック

アカシアとは、「マメ科の広葉樹」のことを言います。アメリカ・東南アジア・アフリカの三大大陸に渡り、熱帯から温帯地域に広く分布しています。

アカシアの特徴

＊楽しめる木目

木目は基本的に通直ですが、時として絡み合うことがあり、それがアクセントとなって木材としての魅力を高めています。

＊曲げにも強い

フローリングだけではなく様々な用途に使える木材です。

成長が早いので紙の原材料にもよく使われています。

＊防虫・防腐性

シロアリに対する抵抗力を備え、腐りにくいという特徴を持っています。

画像：無垢フローリング Vivi Wide アカシア

バーチとは、「カバノキ科シラカンバ属」の落葉広葉樹です。「カバ」「マカバ」「イエローバーチ」、木目が桜に似ていることから「カバザクラ」「サクラ」などとも呼ばれることもあります。

バーチの特徴
＊堅く、強度があり、耐水性にも優れる

＊主張がなく馴染みやすい
バーチは天然の素材ですが、色合いの個体差がそれほどないため、バーチを利用したフローリングは統一感のある仕上がりになります。

明るい色合いで模様が主張しすぎることもないため、幅広くさまざまなデザインに馴染みます。
 

画像：無垢フローリング バーチ ラスティック

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