購入前に耐震等級を知りたい!
注文住宅でこれから建てる場合、耐震等級はハウスメーカーと相談して決めることができます。
既に建っている新築の戸建はハウスメーカーや工務店が事前に決めているので、知りたい方は事前に確認すると良いでしょう。
必ずしもハウスメーカーや工務店が住宅性能評価書を申請して、耐震等級を調べるわけではありません。
仮に耐震等級が分からない場合や、耐震等級が正式に認定されていない場合は、ハウスメーカーや工務店に認定を得られないか相談をしてください。
新築のマンションは、一般社団法人住宅性能評価・表示協会の2019年のデータでは共同住宅の約81.7%が耐震等級1になっています。
マンションも耐震等級1が多いです。耐震等級が1以上のマンションに住みたい場合は購入前の確認が必要です。
中古マンション・中古戸建の場合は動産会社に問合せをし、住宅性能評価書を確認することで耐震等級が分かります。
住宅性能評価書がない場合は耐震診断が必要です。
耐震診断は外部の専門機関に依頼して行ってもらうことが多く、費用もかかります。
新耐震基準が定められた1981年6月1日以降に建築されている建物は、新基準を満たしているので、耐震等級1以上の強度があると見なせますが、物件の耐震性が気になる方は耐震診断をご依頼ください。